学生たちの創意工夫

今年度、正式に立ち上がった東京工科大学の「聴覚障害支援メディア研究室」の演習講師として、
昨年4月から学生の研究のサポートをしてきました。
以下、私が関わってきた研究テーマです。
「聞き取りやすいクラシック音楽の作曲法」
「読話における言語理解度の検証」
「聴覚障害児に向けた映像教材の作成」
「スマートグラスを利用した聴覚障害者向けコンテンツの提案」
「聴覚障害者のための振動デバイスを用いた音楽表現」
「聴覚障害者の課題を可視化するアプリの提案」
「自動テキスト化技術を用いた駅のリアルタイム情報伝達システムの提案」
「360度動画を用いた危険察知システムの提案」
「Cymaticsによる音の可視化」
「聴覚障害者とボランティアを繋ぐサービスの提案」
「聴覚障害児の家庭における日本語学習の課題」

全日本ろうあ連盟が調査した「聴覚障害者の差別事例と合理的配慮不提供の事例アンケート」の結果によると、
差別を感じたり、合理的配慮が必要だと感じたりする場面は、「就労場面」「医療機関」「教育現場」が多いことが分かっています。
今回の研究はどれも、こういった場面において差別の解消や合理的配慮の提供につながるのではと、そんな希望が見えてきました。
また、聞こえる人も聞こえているからといって困りごとが無いとは限らないですし、聞こえない人以外の人の困りごとも解決してくれるようなユニバーサルデザインになり得るのではとも思いました。
学生の皆さん、お疲れ様でした。

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