プログラミングワークショップ~あ〜とん塾にて~

去年12月末と今年1月の初旬に、手話でいきる子どもが集う『あ~とん塾』で、私自身初のプログラミングワークショップを実施いたしました。

私としては、子どもたちにはプログラミングの醍醐味を体験してほしかったので、プログラミングについての基本的な話は短めにして、レゴ®︎WeDo2.0を使ったプログラミング体験を中心に活動しました。

「プログラミングって何?」
「どんなものにプログラミングが使われているの?」
「プログラミングは生活でも役に立つ?」
冒頭から子どもたちへの問いかけを通して考えや意見を引き出し、子どもたちが受け身で聞くだけにならないようにやりとりをしながら進めました。

 

レゴ®︎WeDo2.0はレゴを組み立てて、自分の思い通りに動かして遊べるロボットプログラミング教材ですので、「ロボットやプログラムを作る楽しさ」と「ロボットを動かす楽しさ」があります。
実際子どもたちは「面白い!」「早く動かしてみたい!」と、反応がとても良かったです。
  
プログラムもロボットの動きも目に見えるので、聞こえないお子さんであっても自身の聴力に左右されることなく自然と自分で課題を見つけて解決していく「課題解決能力」が育ちます。

最後にまとめとして子どもたちと以下の問いについて対話しました。
「プログラミングができるとどんな良いことがあるの?」
「どんな仕事につながるの?」
「未来の仕事とは?」
デジタルネイティブという言葉があるように、生まれながらにしてスマホがある世代として育った子どもたちには、その影響は大きいです。子どもたちは、このままスマホを使うだけの人になるのか、それともスマホやタブレット、PCを使って何か新しい物事を生み出す人になるのか。その境目であり、きっかけを与えるのがプログラミングだと思います。

「プログラミングってどこでもできるの?」
「他にどんな物を作ることができるの?」
目を輝かせて積極的に質問してくれた子どもたちの明るい未来につながる手助けになれたらと思います。
また、あ~とん塾のクルーの皆様、このような貴重な機会をいただきありがとうございました。

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