語彙力を高めるための家庭学習

今回は、弊塾が提供している記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」がどういった効果をもたらすか、お話ししたいと思います。

我が子が、教科書や小説などの文章を読んでその内容を理解し、考えることができるーーそういった「読解力」を身につけられることは、きこえない子どもの親御さん誰もが願っているのではないでしょうか。

読解力が身につくと、文章を読んで要約したり、大切なところを見つけたりすることができるため、効率よく勉強を進めることができます。ゆえに読解力は、全ての勉強の根幹に関わる力とも言えます。

その読解力を向上させるためには、豊富な語彙や文を要約する力などが必要となります。

豊富な語彙とは?

語彙力は、言葉や単語をどれだけ知っているかという意味で、その語彙力が不足していると、相手の話や本の内容などをきちんと理解することが難しく、自分の言いたいこともうまく伝えられません。また、語彙力は、読解のプロセスにおいては基礎的なレベルになり、ここでつまずくと、文章全体の理解が難しくなります。

ですので、文部科学省は、小学校低学年時から、読解力の基礎となる「語彙力」を強化する方針を掲げており、ろう学校や難聴学級などでは日々、語彙力を高めるための言語指導が行われています。

では、家庭学習はどうでしょうか。

学校の宿題だけでは足りないと多くの親御さんは感じているはずです。家庭で語彙力を上げるための方法は色々ありますが、私は、学習習慣がまず大事であると、強く主張します。

学習習慣とは、日常生活の中に勉強時間を組み込むことを意味し、それが習慣化されると、毎日意識せず自然にできるようになります。

習慣づけのためには、家庭の実態に応じて1日の中で「学習する時間」を設定する必要がありますが、10歳までは1日30分程度で十分です。大事なことは「毎日取り組む習慣をつける」ことだからです。

その習慣をつけるコツとしては、「長時間取り組まない」ことです。長時間取り組むと、お子さんは本能的に集中力を落とし、学習効果が半減されてしまいます。

ちなみに絵本の読み聞かせの場合は、寝る前が1番良いそうです。寝る直前に頭にインプットされた情報を、脳の海馬が睡眠中に処理し、知識が定着することが理由のようです。実際に保育園でも、お昼寝の前に読み聞かせをしているところが多くあります。

本題に戻りまして、学習習慣を身につけるためには、親御さんが勉強している姿を見せることも大事です。子どもは親御さんの真似をします。それほどまでに親御さんの生き方の影響を強く受けます。

生き方だけでなく、気持ちも然りです。親御さんが我が子に対して「この子はできるようになる」「言葉を覚えていく」と信じる気持ちを持つと、子どもは無意識的にその期待に応えようと行動します。これは、教育心理学における心理的行動「ピグマリオン効果」といい、教育の現場でよく使用されている用語です。逆に、「なんで勉強をしないんだ」「なかなか言葉を覚えない」という目線だと、子どもは親御さんのマイナスの感情を敏感に感じ取り、その通りの結果になってしまいます。

子どもがリラックスできる空間で、自分のペースでゆとりのある勉強ができる家庭学習は、親御さんが勉強の内容を把握することができるため、軌道修正も容易です。しかし、親御さんは日々の生活で忙しく、子どもの家庭学習内容をゆっくり見ることが困難であるため、何をやっているか把握することが難しくなります。

そこで「Monoxer(モノグサ)」を活用することで、我が子の学習状況を容易に把握することもできますし、軌道修正に関しては弊塾で行うことができます。

その「Monoxer(モノグサ)」をぜひ一度、お試ししてみませんか?


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