ことばの形~助動詞~

文章を論理的に扱うための基礎段階として、小学部低学年では一文の要点をつかむことが大切です。
一つの文章に対して、要点が何なのかを理解するためにはまず、主語と述語に着目することです。
今回はその述語をつくっている品詞「助動詞」の言語指導を紹介します。

助動詞とは、色々な語のあとに付く品詞です。
例えば「食べる」という動詞のあとに助動詞がつくと、動詞の形や意味が変わります。
その代表的な助動詞は次のようなものがあります。

打ち消し「食べない」
過去「食べた」
推量「食べるだろう」
丁寧「食べます」
伝聞「食べるそうだ」
希望「食べたい」
使役「食べさせる」

補足として、「食べるそうだ」は伝聞だけでなく、様態もありますが、小低の段階でそこまでの知識は必要ありません。
聞こえない子どもの日本語習得の課題の一つに、語彙習得の困難があると言われており、特に動詞については、意味理解や活用形の習得などが指摘されています。
その助動詞ですが、ロジカルシコウ科で扱っている論理エンジンレベル2に出題されています。
従来の国語科は、「習うより慣れろ」的なもので、文章を読んだり、書いたりする量を費やせば費やすほど助動詞が習得されるという見方が散見されました。
ですが、本教材は日本語の規則を学ぶ内容になっており、弊塾では手話や日本語による思考を基に、対象言語である日本語を論理的に考えるような活動を設けています。
ただ、出題数が限られているため、本教材では足りないお子さんについては、弊塾で作成したオリジナル教材に家庭で取り組んでもらうようにお願いしています。
毎日コツコツと学習して助動詞を身につけることができれば、文の細かいニュアンスを伝えようとすることができます。

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